GD BUSINESS

アルミ重力鋳造技術

アルミ重力鋳造関連技術

01

中子成形

アルミ重力鋳造品は砂の造形物である中子と同時に鋳造することによって、中空の鋳物部品を作ることができます。
当社では⻑年にわたる経験とノウハウをもとに、複雑形状の中子を成形でき、高付加価値の鋳造品を提供致します。

<対応機種>
CBR128 : 1台(金型サイズ1,200×800mm)
TD860 : 2台(金型サイズ800×600mm)
TD540 : 15台(金型サイズ500×400mm)
TY330 : 4台(金型サイズ300×300mm)

02

鋳造

重力を利用して金型の中の空洞部にアルミ溶湯を流し込んで鋳物を作る方法を重力鋳造法(Gravity Die Casting)といいます。
当社では、重力鋳造法の中でも、アルミ溶湯の流れを制御しやすく、材料歩留まりの良い、可傾式鋳造法を採用しています。

<対応機種>
GDS : 4台(金型サイズ720×550mm)
GDM : 11台(金型サイズ1,200×600mm)
<対応材質>
JIS AC2B AC3A AC4B AC4CH, EN AC-44200 AC-46200 AC-42100, ISO Al-Si12 Al-Si7Mg

03

熱処理

アルミ重力鋳造品の特徴のとして、アルミニウム合金に熱を加えて強度や伸びを向上させる熱処理が適用できる点があります。
当社では、お客様のご要望に合わせて、様々な熱処理条件に対応しています。

<対応機種>
バッチ式熱処理炉: 1基(最大950kg/バッチ)

04

機械加工

アルミニウム合金は比較的削りやすい材料であり、様々な部品が切削加工で作られています。
当社では鋳造から加工まで一貫生産を行っており、高精度のアルミ重力鋳造品を提供致します。

<対応機種>
横型MC: 36台(最大ストロークX1,350/Y850/Z1,050mm)
縦型MC: 56台(最大ストロークX1,050/Y510/Z460mm)
旋盤: 18台(6in,8in,10in)

製造工程

01. 溶解
02. 中子成形
03. 中子セット
04. 鋳造
05. 仕上
06. 機械加工
07. 組立
08. 耐圧検査
09. 出荷検査

製法

●傾斜鋳造法
ラドルに溶湯を入れ金型を90度回転させながら、金型に注湯する重力鋳造法
傾斜鋳造はキャビティ内の空気を溶湯に置換するのに理にかなった製法。またGD製法の中では高速充填ができるため、充填性が良く、中子も併用することで複雑形状の成形が可能で、当社は難鋳造部品を得意としています